2013年1月16日水曜日

【西川善司】一般的な薄型テレビは6フレームも遅れている!?〜続・ゲーマーの敵「ディスプレイ表

。下段の2台の映像からやや遅れて46ZH500が追いつき,かなり遅れて「おまかせ」モードの46ZX9000が追いつくという状況ですね。  ライオットアクト 2はTPSなので,ゲーム進行のタイミングは,1fps単位で勝負が決まる格闘ゲームやFPSなどと比べると緩やかですが,あまりにも遅延が大きいと「操作感が悪い」というプレイ印象を持ってしまうことがあるかもしれません。  例えば下に示したようなシーンです。 ライオットアクト 2で,ぶら下がり状態からジャンプ操作をしているところの連続写真。黄色文字で連番を重ねてある  ここでは「ぶら下がり状態からジャンプ操作」を行っているのですが,1の写真で,下の2台だとジャンプモーションに入っているのに対し,上の2台はまだコンテナの縁に掴まったままです。2で,arado rmt,右上の46ZH500(低表示遅延モード)はジャンプに入りますが,左上の「おまかせ」モードの46ZX9000はなお掴まったまま。3でようやくモーションが始まっています。  もし,いま使っているテレビでゲームをプレイしていて,何となく操作感がもたつくなと思ったら,もしかしたらディスプレイ機器の表示遅延が原因かもしれませんよ。  Xbox 360は光端子経由でサウンドをデジタル出力できます。なので,ゲームのサウンドを光端子経由でAVアンプへ伝送して再生し,映像だけHDMI経由でテレビへ送出するような場合,テレビ側に大きな表示遅延が発生していると,「爆発音が先行して鳴り,後から画面に爆発エフェクトが表示される」なんていう,奇妙な表現を目の当たりにする可能性もあります。  以下は,そんなことが想定されるシーン。表示遅延の大きい「おまかせ」モードに設定した46ZX9000は,ほかの3台と比べて爆発の発生がかなり遅れていると分かります。 爆発の表示遅延を連続写真で追ったもの。「おまかせ」モードで動作する46ZX9000は明らかに遅い 表示遅延の恐怖から解放されるために  くどいようですが,ゲーマーにとって,表示遅延の少ないディスプレイ機器を手に入れることは極めて重要です。  「じゃあ,いま使っているディスプレイ機器の表示遅延が大きいという疑いがある場合はどうしたらいいの?」ということになりますが,最も簡単かつ明快,そして確実な解決策は,低表示遅延を謳う製品に買い替えることです,アラド戦記 RMT。ボクが試したなかでいうと,ゲーム機の接続まで想定した場合,オーバーラップ処理機能を搭載したレグザZ1
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