。僕はWizardry原理主義者じゃないのかな(笑)。コアなファンは,どういうところが気に入らないんですか? 千頭氏: いろいろあるとは思うんですけど,やはり「キャラクターメイキングができない」というところが大きいのではないでしょうか。 弊社のゲームはもともと,キャラメイクもパーティ編成も自由にできる,比較的複雑なダンジョンRPGが多いんですが,ユーザーアンケートの結果,そういった部分がハードルになり,つまずいてしまう人が多かったんです。 : なるほど,確かにあまりRPGに慣れていない人にとっては,6人分のキャラクターをバランス良く作るだけでも一苦労かもしれません。 千頭氏: そうなんですよ。そこで,ダンジョンRPGとしての面白さはキープしつつ,入口となる部分のハードルを下げたのが,「円卓の生徒」というわけなんです。 ベニー松山氏: うーん,そう言われると確かに。キャラメイク/パーティ編成込みのダンジョンRPGって,Wizardry的にいうと「妄想力が15以上」とかないと,隅々まで楽しむのは難しいのかなって思いますね。 : 昔のゲームは表現力に乏しかったこともあって,ドラゴンクエスト10 RMT,プレイヤーの妄想力もかなり訓練されているでしょうし。 ベニー松山氏: 僕も相当,妄想力高いのかもしれないなぁ。 : 「隣り合わせの灰と青春」を生み出したベニーさんの妄想力は,間違いなくMaxでしょう……。 ベニー松山氏: 僕の妄想を共有してしまって恐縮です(笑)。 学園モノではないVita向けタイトルの新情報も,ドラクエ10 RMT! : そんなお二人がこうして出会ったわけですから,今後「Team Muramasa×ベニー松山」のコラボレーション企画にも期待していいんでしょうか。 千頭氏: 実現するといいですね(笑)。エクスペリエンスは角川ゲームスさんにも協力してもらって,より多くの人にダンジョンRPGの魅力を伝えるべく,「円卓の生徒 The Eternal Legend」のような作品を作ってきました。 一方で,そうした作品では満足できないというコアなファンもいるでしょう。そういうファンにも満足してもらうためには,世界観設定やシナリオ面で,ベニーさんにアドバイスを頂けると嬉しいなと思います。 ベニー松山氏: そういってもらえると嬉しいですねぇ。 : それは,すでに発表済みの「」や,「PS Vita用の完全新作ダンジョンRPG」()の「次」の話ですか
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