2013年2月27日水曜日

[E3 09]新しいサムは,涼しい顔してやること凶暴。帰ってきた「Splinter Cell Conviction」のインプレ

 NSA(アメリカ国家安全保障局)のトップエージェント,サム?フィッシャー。潜入,破壊,暗殺,炊事,洗濯なんでもござれのスーパースパイだが,2007年に新作として「」(以下,Conviction)の開発が発表されて以来,サムの消息は途絶え,要するにちっともリリースされなかったのだ。開発中止の噂は何度も飛び交ったが,Ubisoftは例によって「強く否定も肯定もしない」というスタンスだった。  ところが2009年になって,動きがあわただしくなった。4月,Ubisoft Entertainmentの決算報告書に発売予定タイトルとして名前が挙がり,続いて5月にはConvictionのものではないかと思われる謎のティザーサイトがオープン。そして今回のE3 2009では,アグ,プレイアブル展示という忙しさだ。あの人並みはずれた運動能力を誇る中年男が,涼しい顔をして帰ってきたのである。 関連記事:  South Hallにかなりの面積を占めるUbisoftのブースには,「Assassin's Creed II」「Avator the Game」,そして「Red Steel 2」など,同社がプッシュするタイトルが並ぶわけだが,当然のようにConvictionのエリアが設置されているのには,サムのファンを自認する筆者も感慨無量だ。壁でしきられたエリアには招待客しか入れないが,外ではブース内にも用意されているプレイアブル版が実際にプレイされており,それをUbisoftの担当者が,身振り手振りをまじえて,盛り上げつつ説明するというパフォーマンスが行われていた。ブース内での紹介よりも,そっちのほうが分かりやすかった気がするが,そこは気にしないでおこう。 「そのときです,あ,サム,あぶない! うしろだ!」という感じで紹介されるConviction。周囲は人だかりで,こういうシーンを見ると「E3だなあ」思ったり思わなかったり  発表の段階で,Convinctionがどういうゲームになるとアナウンスされていたかについては,を参考にしていただきたいが,E3 2009で紹介されたサムは,これとは似ているけど微妙に異なっている。  まず,彼がもはやNSAの職員ではないところは同じだ。いきさつはよく分からないが,上司が彼を追い払うシーンがティザームービーに収まっている。サムの見てくれは,ムートンブーツugg,以前のような浮浪者風ではなく,無精髭は生えているが,髪は短く刈られている
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