。そしてそれが,日本人が誇る,IXA RMT,世界に発信していく作品になっていくわけです。 この前,スクリーミング?マッド?ジョージ(※)さんと会いましたが,彼は海外に行って,いろいろなスペシャルエフェクトをやっています。そんな彼が,日本人としてハリウッド映画に関わっていることは,本当に誇らしいですよね。まったく同じことで,メイプルストーリー RMT,どこで仕事をしているかではないんですよ。 (※スクリーミング?マッド?ジョージ氏。アメリカを中心に活躍する日本出身のエフェクト?アーティスト/映画監督。より) : そういう観点だとイチローがその最たるものですよ,きっと。 稲船氏: そうですね。彼がアメリカに行ってアメリカでプレイしてるからといって「イチローは日本を捨てた。オリックスを裏切った」と声高に叫ぶ人はいないですよね。日本が誇るメジャーリーガーであり,誰も責めません。 : ゲーム業界にもそういう風潮が欲しいですね。 アウトプットはゲームである必要はない 稲船氏: 僕はそこにこだわって,ゲームに限らず,日本のクリエイティブを世界に広げていけたらと思ってるんですよ。ゲームというのはあくまでアウトプットですから。 : ゲームは表現の一手法に過ぎない,ということですか? 稲船氏: そうです。クリエイティブできるものがあって,それをどこに出すのか。なにで出すのかというだけの話です。映画というアウトプットで出せば,その人は映画プロデューサー,ゲームで出せばゲームのプロデューサー,小説で出せば作家,漫画で出せば漫画家になるわけです。 : そんな風に多岐にわたるアウトプットに興味を示す稲船さんは,そのすべてに手を伸ばして,自らがアウトプットしていきたいんでしょうか。それとも,真ん中に位置するコンセプトを押さえておきたい感じでしょうか。 稲船氏: 中心はあくまでもコンセプトというか,コンテンツなんですよ。一番重要なものはコンテンツであって,これさえ生み出せば,アウトプットは自分の都合で出せるんです。例えば,ゲームやアニメや映画や小説など,アウトプット先が……そうですね,5種類あるとして,もしかすると今後なんらかの事情で,その中の一つがなくなるかもしれません。なくなったものがもしゲームだったら,ゲームクリエイターは全員失業ですよね。誰もがどこかで,そんなことがあるわけないと思っているでしょうけど。 でも例えば,過去で映画の例を出すならば,あるときを境に,映画に音が入るようになりました
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