2013年4月10日水曜日

[E3 2010]Trion Worldの正統派MMORPG「Rift Planes of Telara」が,新機軸PvEを搭載して再公開_1

 「」は,現在南カリフォルニアをベースにするTrion World Networkで開発が進められている,正統派のMMORPGだ。2009年のE3で「Heroes of Telara」というタイトルとして初めて公開された作品だが,その後さまざまな変更がなされたようなので,ドラクエ10 RMT,さっそくレポートしておきたい。  Riftは,長引く戦争によって大量の魔力が引き出されたことから,世界のバランスが崩れてしまった異世界「Telara」を舞台にしており,プレイヤーは王国の再建をかけたDefiantとGuardianという二つの勢力のどちらかに属して戦いを繰り広げる。ゲーム世界では,モンスターとNPCが戦っているなど,生きた世界を描くよう心がけられており,独自のゲームエンジンはなかなかの性能を発揮している。  去年発表された時点では,プレイヤーがクエスト内容やグループ構成に迅速に対応できるよう,自分の持つ複数のキャラクターを好きなときに瞬時に変更できるという仕様を目玉にしていたのだが,このシステムには見直しが入ったようだ。  今回は,コーリング(Callings)と呼ばれる,ウォーリアー,ローグ,メイジ,クレリックのベースタイプを基盤にし,それぞれにタイプの異なる3種類のサブクラスを設定,FF14 RMT。状況に応じて,このサブクラスをスイッチすることで,さまざまな局面に対応するといった具合に変更されている。このサブクラスは,51種のスキルからなるSoul Treeと呼ばれるスキルツリーにポイントを入れていくことでカスタマイズも可能だ。  また,新しく発表された新タイトルの名称そのものにもなっている「Rift」システムも見せてもらった。このRiftは,Telaraの世界にランダムに発生する時空の亀裂のことだ。Riftが発生して,しばらく時間が経つと,そこからさまざまなモンスターが出現してくる。Riftは,プレイヤーが購入しておいた鍵(ルーン)でも開けることが可能だが,時間をおくことで開き,大量のモンスターが湧き出してくる。報酬も大きいようで,それを目当てに一定人数が集まり,自動的にグループが構成されていくというシステムになっているわけだ。 これがDeath Lift  今回紹介されたのは,「Death Rift」とデモ担当者が呼んでいたタイプのものだ。その名称からして,この切れ目は死の世界と繋がっており,Riftがオープンするとゴースト系のモンスターがボスキャラを中心にして登場してくる。どのタイプのRiftであるのかは,Riftの周囲の環境の変化で分かるようで,このDeath Riftの場合は周囲の大地や樹木が紫色に染まっていた。  このRiftシステムは,いつも同じ場所にモンスターがスポーンするのではなく,マップ上のどこにでも出てくる可能性を持たせることでランダム性を増やし,どのプレイヤーにも均等にチャンスを与えることになりそうだ。 Death Liftの様子 「Life」と名の付いた画像。Life Lift? デモを行ってくれたNick McDowell氏。本作のデザイナーの一人で,Defiant側のストーリーなどを担当しているという  Rift Planes of Telaraは,2011年に英語,フランス語,そしてドイツ語圏でのリリースを予定しており,まだビジネスモデルなどは発表されていないものの,欧米産MMORPGとしては数少ない新規開発タイトルとして期待されている。  すでに,その大量のロア(バックストーリー)が公式サイト()で公開されているので,気になる人はチェックしておくとよいだろう。
関連トピック記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿